道具

TOSHIBA DynaBook SS PORTEGE 3000CT
[SS3000]
Specification
type PAP300JA
CPU Pentium MMX 300 MHz default 233MHz(クロックアップ済)
Memory 96 MB (EDO) default 64 MB, max 96 MB
Hard Disk 8.1 GB 8.45 mm default 2.1 GB, max 8 GB
Graphics Card NeoMagic MagicGraph 128XD NM2160 (2MB)
Display SVGA 800 x 600
Pointer アキュポインタ
Weight 1.19 kg
Option ポートリプリケータ
CD-ROM Drive PA2671UJ
大容量バッテリー
98 年にヒットした B5 サイズの世界最薄機種です。 購入から約 6 年経過した現在では、まったく見劣りする仕様ですが、 当時、東芝が世界シェア No.1 の威信をかけて開発した 最強のスペックと耐久性を持ち、 使いやすいインターフェースを備える戦略的モデルでした。 本体はずいぶんいじってあります。 ベースクロックのオーバークロック ( 3.5 倍 → 4 倍 ) と 外部クロックのオーバークロック ( 66MHz → 75MHz ) により CPU は 300MHz で動作しています。 改造後のベンチマークでは MMX 300MHz 相当の結果が得られました。 動画再生などではコマ落ちが減るなど効果が顕著です。 また、メモリもハードディスクも ( マニアックではない範囲で ) 限界まで 増設してあります。何とか延命したいものですが、 マシンパワーに不満があるのも事実です。 特に、PhotoShop 6.0J では不満が大きく、レイヤー数が多くなってくると辛いですし、 何といっても起動に 1 分程度かかるというのはちょっと苦しいです。
周辺機器
外部モニタ EIZO NANAO T761 flat 19 inch, SXGA, TCO 99
LAN Card MELCO WLI-PCM-L11 Wireless LAN + WLAR-L11
グラフィックカード (外部モニタ専用) MELCO CBMLX SXGA, ?? colors
プリンタ CANON PIXUS 950i inc jet 4800 x 1200 dpi
デジタルカメラ Panasonic DMC-F1 Leica DC VARIO-ELMARIT lens
マウス Logitech 3 button PS/2
ELECOM M-KSWUP2RSN USB
タブレット WACOM i-600 USB
スキャナ CanoScan N1220U CIS/USB
モバイル HDD TOSHIBA MEHDD20A 1.8inch 2GB
できれば、トラックボールも欲しい…
Operating System
FreeBSD 4.5-release こちらがメインです。 動作は軽快かつ極めて安定していてトラブルも少ないです。 特に、起動時間は45秒以内と速いのが特徴です。 やはり安心して使える OS が一番です。 学術計算もこなします。 ただ、デバイスドライバは少なく使えない周辺機器が多いのが難点。 デバイスのサポートは安定していて、 Windows のように OS を入れ替えるときに一斉にサポートがなくなる心配は だいぶ(すこしかな?)少ないです。
Windows2000 基本的に遊び専用です。 Windows でしか使えないアプリケーションを使っています。 本機はWindows95プレインストールマシンですが、 1998年発売ということもあり、購入後にユーザー登録すると Windows98 upgrade版が届きました。 しばらくWindows98で利用していましたが、 ハードウェアの対応状況の変化により Windows98 Second Edition、 Windows2000と変化して現在に至ります。 欠点は SVGA の狭い画面では見にくくて使いにくいインターフェースでしょう。 XGA 以上ならば許せます。画面の狭さだけはどーにもならない…。
Trouble Shootings
これまで苦労したことやいまだ未解決の問題を紹介します。
無線 LAN の導入 Dec/1st/2000 は我が家にとって記念すべき日でした。 この日、我が家に CATV の常時接続回線が導入されました。しかも、 MELCO の Airstation も同時に導入したので、 CATV 常時接続 + 家庭内無線 LAN という快適環境に生まれ変わりました。 下り最高速度は 512 kbps と快適です。
しかし、 MELCO の WLAR-L11 (無線基地局) があまり良くありませんでした。 この WLAR-L11 は無線 LAN 機能と拡張された NAT (IP マスカレード機能) を統合した画期的な製品なのですが、残念なことに完成度が低く、 売りものと思えないほど誤動作が多かったのです。 MELCO のホームページをみるとバージョンアップされたファームウェアが 公開されていました。購入時のファームウェア Ver. 1.00 から、 Dec/15/2000 公開の Ver. 2.00 へとバージョンアップすることで誤動作は なくなり、機能の追加やセキュリティの強化が達成されました。
無線 LAN の導入 その 2 CATV 常時接続の下り最高速度は 512 kbps と発表されています。 実際の通信速度はどの程度出るのでしょうか。 そこで、普段の使用環境 (CATV 常時接続 + 家庭内無線 LAN + FreeBSD) において 研究室から10 MB のデータのダウンロードを行なったところ、 平日昼間の平均で、 44kB/s(=352kbps) 程度の速度で ダウンロードできることが確認出来ました。 なお、昇り最大速度は 128kbps と発表されています。 平日昼間の実測では、 10kB/s(80kbps) 程度でした。
常時接続の使い方 ファームウェアのバージョンアップによってバグの減った Airstation ですが、 いまだ未解決の問題が残っています。それは、 NAT 機能のタイムアウト ? です。 WLAR-L11 を通して secure shell などで接続している時に 5 分間アイドル 状態を続けると接続がリセットされてしまいます。どうやら、 TCP 層のルーティング情報は 5 分間利用されないとタイムアウトしたと してルーティング情報を破棄してしまうようです。 しかし、 5 分間はいくらなんでも短か過ぎます。 せめてタイムアウト時間の設定は出来るようにしてほしいと思います。 ネットサーフィンとメールさえ出来れば満足という世の中の大半の人には 関係ない話しかも知れませんが、 PC-UNIX のユーザーには不満かと思います。
Feb/21/2001 公開の WLAR-L11 ファームウェア Ver 2.02 b6 以降で マスカレードテーブルの保持時間のユーザー設定が可能になりました。 現在、保持時間は 45 分としています。
常時接続の使い方 その 2 その後、しばらくは割と満足して使えていたのですが、 たまに断続的に Airstation のレスポンスが悪くなることに気がつきました。 特に深刻なのは telnet のような接続でレスポンスが悪くなってきたな と思うとすぐに切断されてしまいます。 その状態では、 Airstation に ping しても応答がなく、 電源を再投入してもあまり効果がありません。 マスカレードテーブルの保持時間を再設定するとテーブルの情報は 強制的に破棄されるのですが、そうするとすこしだけレスポンスが 悪くなる確率が減るので Airstation 本体の問題だと思いましたが、 なんのことはない壁を隔てた電波が弱いだけのようです。 専用アンテナを導入したところその効果は大きく、 レスポンスも改善されたようです。
常時接続の使い方 その 3 最近どうしても気になって仕方がないことがあります。 それはケーブルモデムと Airstation の待機時の発熱です。 冬場でもかなりあたたかくなっています。 これは消費電力が大きそうです。調べてみると、 Airstation の消費電力は最大 6.9 W と仕様にありました。 ケーブルモデム (TOSHIBA製) はさらに大きく、約 10 W とだそうです。 常時接続の場合、モデム類は常時オンにするのが普通でしょうから、 重要なのは待機電力です。 電気代も馬鹿になりませんし、 なにより環境への配慮を考えると待機電力は小さくしたいところです。 ならば使わない時は消せばいいではないかと言うかも知れませんが、 そんな不便な生活に戻りたくはありません。 そういう問題こそ技術で解決してもらいたいのです。 携帯電話にできて無線LANに出来ないわけがないのです。 便利で快適かつ環境にやさしい製品の誕生を切に願います。
Wireless LAN
FreeBSD 4.1-release における無線 LAN Card MELCO WLI-PCM-L11 の設定を示します。 MELCO では 128bitWEP 対応ファームウェアへのアップデートに対応してくれます。 このアップデートを行なうと LAN カードの型番が WLI-PCM-L11 から WLI-PCM-L11G へと変わり、 pccard.conf にも変更が必要です。
/etc/pccard.conf: 該当部分のみ
card "MELCO" "WLI-PCM-L11"
	config	0x1 "wi" ?
	insert	/etc/pccard_wi_start $device
	remove	/sbin/ifconfig $device delete

card "BUFFALO" "WLI-PCM-L11G"
        config  0x1 "wi" ?
        insert  /etc/pccard_wi_start $device
        remove  /sbin/ifconfig $device delete

/etc/pccard_wi_start:
#!/bin/sh

echo pccard_wi_start $1
wicontrol -i $1 -p 1
wicontrol -i $1 -n ""
/etc/pccard_ether $1
4.5-release ではデフォルトで使えるようになっていました。 いつから使えるようになったのでしょうか。
DHCP
FreeBSD も Windows も DHCP Client として動作しています。 FreeBSD の場合 DHCP の設定は /etc/rc.conf に以下の一行を加えるだけです。
pccard_ifconfig="DHCP"
以上の設定を行ない無線 LAN Card をノート PC に挿すと /var/log/messages に以下のようなメッセージが出て、 DHCP クライアントとして動作している ことが確認できます。
Dec 17 23:47:04 lime pccardd[52]: wi0: MELCO (WLI-PCM-L11) inserted.
Dec 17 23:47:26 lime dhclient: New IP Address(wi0): 192.168.0.3
Dec 17 23:47:26 lime dhclient: New Subnet Mask (wi0): 255.255.255.0
Dec 17 23:47:26 lime dhclient: New Broadcast Address(wi0): 192.168.0.0
Dec 17 23:47:26 lime dhclient: New Routers: 192.168.0.1
Dec 17 23:47:26 lime pccardd[52]: pccardd started
ただし、/etc/rc.conf に defaultrouter が設定してあると、 そちらが優先されるのでコメントアウトしわすれると通信出来ないことに…。
東京大学の生産技術研究所構内でも無線 LAN + DHCP が利用できる環境が 整っています。おかげで、家庭でも研究室でも完全に共通の設定で LAN の利用が できるといういんちきモバイラーには嬉しい環境になっています。
PacketOne Card
CdmaOne のパケット通信を行なうための設定です。カードは IDO 時代の古い PC カードを使っています。
/etc/pccard.conf: 該当部分のみ
card "IDO" "C081-PacketOne Card"
        config  auto "sio" ?
        reset 1000

/etc/ppp/ppp.conf: ファイルの一番下に追加した部分のみ
au:
 allow user <USERNAME>

 set device /dev/cuaa4
 set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \"\" AT OK-AT-OK ATE1Q0 OK
AT &K3&CLS=2 OK \\dATDT\\T TIMEOUT 40 CONNECT"

 set phone 0000
 set authname au@au-net.ne.jp
 set authkey au

/etc/group:
network:*:69:<USERNAME>
一般ユーザのコマンドラインで ppp au とするとしばらくしてパケット通信可能になります。東海道新幹線などの高速移動中にも使えますが、トンネルが多いので意外と不便です。ちなみに、携帯電話は C413S で bluetooth 搭載なので是非とも対応 PC が欲しいです。
USB wheel mouse
FreeBSD でもホイールマウスが利用できます。 マウスの動きを XFree86 で直接拾うことも出来るのですが、マウスデーモン (moused) を利用した方がノートPCなどの場合に便利です。 moused を使った場合の設定を示します。
/etc/rc.conf: 該当部分のみ
moused_enable="YES"
moused_flags="-z 4 -3"
とすることで、 FreeBSD 起動時にマウスデーモンを起動し、 フラグの "-z 4" でホイールの上下回転をマウスのボタン 4 およびボタン 5 に割り当てています。 フラグの "-3" は左右同時クリックで中ボタンクリック動作をするという設定です。 マウスがない時に中クリック出来ないのは困るので追加しました。 さらに、 USB マウスのために、 /etc/usbd.conf で同様の設定をします。
/etc/usbd.conf: 該当部分のみ
	attach "/usr/sbin/moused -z 4 -p /dev/${DEVNAME} -I /var/run/moused.${DEVNAME}.pid"
これで、マウスデーモンがホイールの回転を認識できるようになります。 あとは X サーバに情報を伝達するだけです。 XFree86 はデフォルトで 3 つ目のボタンまでしか認識しないので、 XF86Setup などを利用してマウスが 5 つのボタンを持っているということを X サーバに認識させます。 (X サーバは自分でマウスのボタンの数を知ることが出来ません。)
/usr/X11R6/lib/X11/XF86Config: 該当部分のみ
Section "Pointer"
   Protocol        "SysMouse"
   Device          "/dev/mouse"
   Resolution      100
   Buttons         5
EndSection
これで、 X サーバーがホイールの回転を認識できるようになります。 ただし、 Emulate3Buttons が有効になっているとうまく動作しないみたいです。 ボタンのテストには、 xev コマンドが便利です。 最後に、アプリケーション毎の設定をする必要があります。 kterm (.Xresources), Netscape 4.78 (.Xresources), Emacs-20.7 (.emacs.el) でホイールを有効にするための設定例を示します。 これで Netscape も快適に使えるようになりました。 でも、 Emacs では使うことはなさそうです。
~/.Xresources: 該当部分のみ
KTerm*VT100*Translations: #override \
             Shift <Key>space: begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION) \n\
            <Btn4Down>:     scroll-back(6) \n\
            <Btn5Down>:     scroll-forw(6)

Netscape*drawingArea.translations: #replace \
        ~Alt ~Shift<Btn4Down>:  LineUp() LineUp() LineUp() \
                                LineUp() LineUp() LineUp() \n\
        ~Alt ~Shift<Btn5Down>:  LineDown() LineDown() LineDown() \
                                LineDown() LineDown() LineDown() \n\
        Alt<Btn4Up>:            PageUp() \n\
        Alt<Btn5Up>:            PageDown() \n\
        Shift<Btn4Up>:          PageUp() \n\
        Shift<Btn5Up>:          PageDown() \n\
        <Btn1Down>:             ArmLink() \n\
        <Btn2Down>:             ArmLink() \n\
        ~Shift<Btn1Up>:         ActivateLink() \n\
        ~Shift<Btn2Up>:         ActivateLink(new-window) \
                                DisarmLink() \n\
        Shift<Btn1Up>:          ActivateLink(save-only) \
                                DisarmLink() \n\
        Shift<Btn2Up>:          ActivateLink(save-only) \
                                DisarmLink() \n\
        <Btn1Motion>:           DisarmLinkIfMoved() \n\
        <Btn2Motion>:           DisarmLinkIfMoved() \n\
        <Btn3Motion>:           DisarmLinkIfMoved() \n\
        <Motion>:               DescribeLink() \n\
        <Btn3Down>:             xfeDoPopup() \n\
        <Btn3Up>:               ActivatePopup()\n

~/.emacs.el: 該当部分のみ
(global-set-key [mouse-4] 'scroll-down)
(global-set-key [mouse-5] 'scroll-up)
.
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