オーディオラック ALPHASON Designs AD5/47-S
以前は、 GT ラック風自作ラックを用いていましたが(デザインが)あまり気に入っていなかったので、 引っ越しを期にオーディオラックを入れ替えることにしました。 購入に際して、どんなラックが市販されているのかさっぱりわからなかったのですが、 Audio Accessory 105 にラックの特集があり大変参考になりました。 雑誌を見ていても Web をさがしてみても、ラックの話はあまり多く見かけません。 オーディオにはかならず必要なパーツ(?)なのにあまり注目されていないのは不思議です。 みなさんどうしているのかとても気になります。

ラックは比較試聴出来ないので、 デザインと機能性(サイズ等)を基準に選択しました。 部屋の雰囲気を考えて、ガラスのラックの中で耐荷重が大きく横揺れに強い(と宣伝されている) ALPHASON Designs (アルファソン デザインズ) AD5/47-S を選びました。 この製品はガラスに 6mm 厚透明硬質焼き入れガラスが使われています。 ちなみに、購入は 2002/9/23 で、場所はヤマギワ東京本店 5F です。 AD5/47-S は足がスパイク状なので、そのまま設置すると床に傷がついてしまいます。 スパイクを受ける何かが必要です。 AD5/47-S はスパイクが黒なので、同じ黒の TAOC SPIKE PLATE PST-F (4個入り)を 同時に購入しました。 このスパイクプレートはグラデーション鋳鉄を使ったもので、 振動減衰が早いのが特徴です。
ついでですが、ヤマギワ東京本店 5F は、 わりと気軽に話題の高級オーディオが試聴でるのでおすすめなお店です。 いえ、でしたといわなくてはなりません。悲しいことにいつの間にか閉店していました。

数日後に、製品が宅急便で送られてきました。 さっそく期待に胸を膨らませつつ開封して組み立てようとしたところ、 その中身に驚愕しました。 プラスチック部品の加工精度が極めて低水準なのです。 今の時代に、自分でバリ取りをすることがあるとは夢にも思いませんでした。 バリの大きさもバラバラで、中には 10 ミリ弱の孔が完全に塞がっているものまであるではありませんか。 また、テンションロッドと呼ばれているパイプの中を走っている長いロッドのねじ切り加工精度も低いのです。 この辺りの加工精度は、もうちょっと(どころかもっともっと)頑張って欲しいものです。 しかし、不思議なことにガラス、パイプ、スパイク等の加工は十分な精度を保っています。

というわけで、組み立ては プラスチック部品のバリ取りから始まります。 カッターを使って丁寧にバリを取り去ってから、 説明書の通りに組み立てて完成です。 バリ取りは数が多く、思ったより時間がかかりました。 参考までに、組み立て説明書は英語です。

完成して、スパイクプレートの上に置かれた AD5/47-S はなかなかの見栄えで満足できます。 部屋の一角で存在感を放っているのが嬉しい限りです。 予想外のメリットもありました。 オールガラスのラックはリアパネルが見えるので配線がとても楽なのです。

音質傾向は材質がガラスであることから「かっちりとしたなり方」で、 ふんわりと広がるタイプではありません。 そのため、芯のある音質が得られるのですが、 どちらかというと繊細な感じの音質傾向になっているようです。