システムの音質
のんびりマイペースで作っているオーディオシステムの音質はどんなものかご紹介します。 あくまで主観的な感想なので、話半分くらいに読んでもらえれば幸いです。 測定等の客観的なデータは各コンポーネントのページでご紹介しています。 あわせてご覧いただければと思います。

現在の再生機器は、CD/DVDプレーヤのみ市販品で、アンプ、スピーカは自作です。 スピーカは、Theil&Partner C2-12 + Eton 7-375/32 Hex(2発)を2Wayで使っています。 3Way製作途中の状態です。

普段はCDで室内楽を中心にオーケストラ、POPS等を聴いています。 そのときの全体的な音の印象は、とてもなめらかで聴きやすい音と言えます。 コンポーネントを選ぶとき、設計するときは聴きやすさに気を配るようにしています。 高音は繊細でレンジは広く伸びているようです。 一方、低音は軽く漂ってくるような音に仕上がっていて好みの音です。 低ひずみユニットのメリットが生きています。 重い低音ではありません。しかし、人によっては迫力不足と思われるかもしれません。 実際、音を聴いた友人の感想では低音がもう少し欲しいという意見がありました。

以前は、音楽を聴いているときにどうもスピーカが鳴っている感じがしていました。 そのためスピーカの存在が気になって仕方ありませんでした。 いかにも装置から音が出ているという雰囲気だったのです。 しかし、パッシブプリアンプの導入、EtonのWooferユニットの導入よって、 システムのクォリティが大幅に向上しました。これらの改良のおかげで、 演奏が始まると、音のステージが生まれるような感覚に近づいてきました。 そのため音楽を聴いているときに装置を意識することが大幅に減りました。 音楽に集中できる…これは何より大事なことです。

CD/DVDプレーヤは日本製の市販品なので比較的個性が少ないと思います。 一方、プリアンプ+パワーアンプは比較的響きの少ない傾向があると思います。 これは、パッシブプリアンプが部品点数が少なく、 (名前どおり)受動素子で構成されていることも大きいですし、 金田式パワーアンプの音質傾向によるところも大きいと思います。 しかし、全体の印象にもっとも大きな影響を与えているのはスピーカユニットの個性だと思います。 特に、セラミックtweeterの音色は個性的です。繊細かつきめ細かい音質です。 とはいえ、セラミックtweeterの出す弦の音色に惹かれて 自作したスピーカなので充分成功だと思っています。

一方で気になる点もあります。

音色にもっとも大きな影響を及ぼしているtweeterがむき出しの状態で Woofer Boxの上にちょこんと乗せてあるだけです。 不要振動や回折の点からかなり問題があります。 せっかくのセラミック逆ドームtweeterの性能が生かしきれていないと考えられます。 空間表現力がかなりダウンしていることが予想されます。

また、音色や音のバランスはまだまだ荒削りなところがあって、 チューニング前の音といった状態です。 特に、現在2Wayで利用しているスピーカのネットワークの構成は 測定による評価を交えて再検討したほうがよさそうです。 スピーカの設置方法も再検討が必要だと思います。

今一番の問題はダブルウーファの音のにごりです。 ダブルウーファを2.5kHz付近でクロスさせているため、 1kHz以上で音の濁りが生じているようです。 ダブルウーファはもっと低い周波数に限定して使う方が 良好な結果が得られるのでないかと思います。 3Way化後の音に期待しています。

自作なので締め切りはありませんが、 少しずつ改良して行き、さらによくなった音を聴いて見たいです。 自作の楽しみは、自分のペースで改良していけるところにあるのかもしれません。